食用菊を頂いてお浸しに(#^.^#)🎵さっと湯がいて酢を振りかけておけば、サラダのトッピングなどに使えて便利です。色がキレイなので散らし寿司にしても。こちらは3色の菊で作りました(春菊も、いちおう菊として😅)。花びらは少しだけとっておくと、飾りに使えて素敵な仕上がり🌸
エディブルフラワーという言葉は新しいのか(?)、オシャレだけど、世界中のあちこちに花を食べる文化はあり、古くから日本の東北地方では菊が秋の味覚にもなっています。ほかに菜の花やみょうが、ふきのとうなども美味しいです(^_^)。花びらの塩漬けで頂く桜のお茶なども風流ですね🌸
【今日のひとこと】
「花を食べる」というと、どこかエキセントリックな振る舞いという印象がある。私の古い記憶では「東京ラブストーリー」のさとみだったと思うが、カンチとうまくいかないか何かで心が壊れて、花瓶の花(白いカラー)をムシャムシャ食べるシーンがあった(違うドラマだったかもしれないけど😅)。とにかく正常ではないことを表す記号のひとつとして、花を食べるという行為が描かれていた。原作にもあったのか・・・?
それから、漫画「ベルサイユのばら」にも、花を食べる場面がある。元部下のジェローデルにプロポーズされたオスカルは、うろたえて思わずバラの花びらを口元に運んでしまう。 男として生きてきた彼女に対し一人マドモアゼル!と呼んで「あなたにも女性としての幸福を望んだことがあったはずだ」と心の内を見抜いてしまうのだ。自分のなかの女性性を封印してきたけれど、その葛藤を指摘されて戸惑うオスカル。「あなたはバラの花びらを食べるのですか!?」。この意味不明な行動に「彼女は無理をしている」「図星を指されて困惑している」とジェローデルの目には映っていたことだろう。例えは違うが、猫が狩りに失敗したりコケたりした時に、照れ隠しのため無意味な毛繕いをするようなものだろうか😅・・(笑)
でも、オスカルは無意識に、動揺を鎮めるためバラの力を借りたのではないかと思うのだ。というのも、バラには安眠を誘う鎮静効果や、落ち込んでいる時は反対に気持ちを高揚させる等のオールマイティーな効能があり、その時の心身のバランスに必要な力を授けてくれる、スーパーハーブだから🌹当時は農薬もなく品種改良もされていないオールドローズだったから、効果もてきめんだったにちがいない。
人間誰でも、自分を理解してくれる人には心が傾いてしまうもの。つい彼にクラっとなってしまうが、そこは最強のアロマパワーが彼女を導くのだ。オスカルは自分が本当に愛しているのが誰なのかを、ハッキリ悟るのである。ジェローデルを突き飛ばして、アンドレの元へ駆けて行くのであった。。
花を食べる人々にはいろんなドラマがあるものだ。。
ジェローデルは、アンドレに対しては上から目線のイヤミを言ってショコラ(飲み物のココアですね)を掛けられたりするが、オスカルの幸福をいちばんに考え、愛の証として身を引くのである✨