山芋、オクラ、里芋が少しずつ残っていたので、軽く茹でてからニンニク炒めにしてハーブをまぶしました(^_^)🎵ニンニクが利いているけど、お弁当にも❗マスクが当たり前になっているので大丈夫(！？)
【今日のひとこと】
土曜の夜、何も見るものがないとき、毎週放送している「土曜は寅さん！男はつらいよ」を出してしまう。寅さんまたフラれてるわ・・毎回登場するマドンナたちは、寅さんが自分に気があることにまったく気づいていない。彼の態度で露骨にそれはわかるのに、どうしてそんなに鈍感なの・・！？「寅さぁ～ん❗」と駆け寄ってきて抱きついたりもする(>_<)。「いい人」なんだけど男性としては見られてなくて、まったくもってかわいそう😭。でも、どうしても男性に見えない人っている。私の場合は「さかなクン」です。それはさておき、寅さんもハッキリ「好き」って言わないから・・。本当に好きなら「あなたのためにフーテンをやめて定職に就くよ！」くらいの覚悟を見せてほしいのに、毎回歯がゆい思いがする。最後、リリーといい感じになるけど、どうなったんでしょ・・(-_-)！？
現実にあのような人がいたら、家庭はかなりシリアスな状況になりそう。身内にいたら困るかも😅。自分の生活を変えようとはしないで、家族と衝突ばかり。いじけるとすぐ旅に出て、行った先で無銭飲食とかして呼び出され家族が支払いに出向く・・
でも、ちゃんとした社会人になることを期待するだけ野暮なのだろう。寅さんは、どこにも属さない自由人。たくさんの役割を背負って生きるしかない我々にとっては、理想の生き方を体現した存在なのである(たぶん)。昔「日本無責任時代」という無責任なサラリーマンが主人公の喜劇映画があったが、仕事でほとんど家にいなかった私の父も好んで見ていた。叶わない夢を見せてくれる存在とでもいうのだろうか。何かそれに似ているのかも。
そして寅さんは自由人だから、結婚もするわけには行かないのである。だから恋も本気ではなく、あくまでも岡惚れにとどまるものでなくてはならない。マドンナたちはそのことをわかっているから、彼を恋愛対象としては見ないのだと思う(初めから彼氏がいたりするんだけど😅)。鈍感なのではなくて、寅さんの好意に気づかないふりをしているのかもしれない。「この人は本気じゃない」って見抜かれているのである。失恋の痛手も、だからそれほど深くはない(…と思う)。
でも、いくら自由のための代償だとしても、寂しくはないのだろうか・・寅さん？架空のキャラクターだから内面の葛藤までは描かないのだろうけど、恋でも仕事でも、真剣に悩んで生きていく寅さんをちょっと見たかったです。たとえカッコ悪くても・・その方がもっと魅力的に映ったかもしれない。
ちなみに渥美清さんは、映画「八つ墓村」で金田一役をやったことがあるのだけど、寅さんがいつもと違う帽子をかぶり、おどけて探偵の芝居をしているようにしか見えなかった。物語はあの「八つ墓村」なんですけど・・。なにをやっても寅さんに見えてしまうほどイメージが定着してしまうというのも、ご本人はどう思っていたのだろうか。。でも、逆にいうと寅さん役は彼しかできないということも言える。繰り返し放送されるほど人気があるのも確か。これからも作品の中に生き続けることでしょう(^_^)🎵
