今日のごはん日記

料理の記録や気ままな日記を書いてます😄

子連れ狼

萬屋錦之介バージョンの「子連れ狼」を見ています。これは、柳生一族に妻と部下を殺された拝一刀の復讐の旅を描いたもの。3歳児の大五郎を連れて、柳生烈堂と対決するため、江戸に向かいます。

父は大五郎を乳母車に乗せて歩くのですが、この乳母車が、敵に襲われたときにマシンガンになったりします。そして武器が収納されていたり(笑)。絶体絶命のピンチでも負けない。このように設定は荒唐無稽でありえないものばかりですが、原作が漫画だから、何でもありなのかな……?

しかし大五郎が可愛いなぁ…一応3歳ということですが、物語終盤は5歳になっています(3部作のうち第2シリーズまでは西川和孝さん、後任は佐藤たくみさん)。この子役たちは今どうしているんだろう……?特に初代大五郎は美男子ではないんだけど、本当に天使のよう(〃▽〃)。でも、どうして子供のうちは可愛いのに大人になると可愛くなくなってしまうのか……(-_-)?何か事件を起こしたりしていたような。残念…

ドラマを見ていて思ったのは、子供を道連れにして復讐の旅に出るなんて親のエゴだよねってこと。劇中、和尚さんとか回りの人から何度か諭されるのですが一刀は「これはこの子が選んだ道だ」とか言うんですよ。3歳児にそんな判断力あるのかな?(^_^;)。でも、大人でも基本的人権という概念のなかった時代ですから、子供にあるわけがないですよね…?むしろ親の所有物くらいに思われていたのかも…(-_-)?

ドラマは、1973年製作という古いものなので、出ている俳優も若くてそれも見所!20代の石橋蓮司さんが放火魔の役で出たときは驚いた!悪役も濃いキャラクターばかりで物語がおもしろくなってます。特に強烈なのが出っ歯をつけた「阿部怪異」( ̄▽ ̄)!私はこのドラマで「冥府魔道」という言葉を初めて知りました(°▽°)