玄米粉がまだたくさん残っているので、クッキーを作りました。小麦粉でなくても、サクサク！甘さ控えめで白ごまを入れたので、香ばしい。千鳥は夏の鳥だった(？)けど桜を添えると可愛いから見逃して下さい(^-^ゞ
昨日、とても久しぶりに文春を買った。週刊誌って滅多に買わないのですが、今回は発売前から話題になっていて…。森友問題で亡くなった近畿財務局の方の手記が公開されたんです。いわゆる「文春砲」という爆弾はたまに世の中に打ち込まれるけれど、今回はロケット並み。53万部があっという間に完売したという・・。みんなも、感心あるんだなぁ。忘れられたら悲しすぎるから、今回の文春が完売してちょっと嬉しかった。
記事は、読んでいて胸がつまる思いでした。とても真面目に仕事をする人で「私の契約相手は国民です」といつも言っていたという…上は責任を取らないのに「最後は下部がしっぽを切られる」。私達国民も、組織の一員としてコツコツと働いている人がほとんどだと思います。だから、彼の苦しい立場は理解できるし、名誉を守ってあげたいと心から思います。亡くなったときに労災認定がされたそうなのですが、ご遺族がその時の資料を請求したところ、出てきたのは全面真っ黒に塗られた「海苔弁」状態だったそうです。「海苔」そのもののページもありました。遺族にさえ、本当のことを伝えてくれない。なんという誠意のない態度でしょうか。奥様が訴訟を決意した理由のひとつだそうです。
亡くなる直前はうつ病が悪化していて、何度も死のうとしたり、自分を責めたりしていたという下りを読んで、切なくなりました。入院するとか安全な場所で見守ってあげられなかったのは残念です。でも、どんな手を使っても自殺を防ぐことは難しかったかもしれない。それほどの重病。
森友問題に限らず、国民に知らせたくない大切な情報が改竄や廃棄されていたら、私達は安全な生活を送れなくなってしまいます。歴史も書き換えられて、あったことがなかったことにされてしまいます。自殺されたこの人は、命をかけてそれを私達に教えてくれているのだろう・・。自分も、上から理不尽なことを言われたら勇気を持って意見しよう。苦手だけど。小心者の私にはとても苦手なことだ・・でも、泣き寝入りしたら彼の死を無駄にすることにもなるから、同じ道を辿ってはいけない。自分のためにも頑張ろうと思います。合掌。
