今日のごはん日記

料理の記録や気ままな日記を書いてます😄

うちの食器棚


今日は、うちのキッチンを一部ご紹介しようと思います。
こちらは、食器棚。キッチンがL字型になっているので、角の広くなっている所に置いています。

これはネットで購入したものですが、企業向けの家具屋さんから頂いたものなのです。
そういえば、よく会社の給湯室などにこんな小さい食器棚が置いてあるかも・・・でも、私が以前勤めていた会社はこれより立派なのがありましたが^^;引戸になっているので、開けっ放しにしたとき邪魔にならないなどのメリットもあり、気に入っています♪

でも、やはりそのままだと味気ないので、少しでも可愛く見せようと思いローズ模様のレースシールを貼りました。この方法は気軽にリフォームができるので、オススメです。実は既に、地震に備えて半透明の飛散防止フィルムを貼っていました。その上からこのレースを貼ったので、磨りガラスにレースが加わったという感じで思いがけず素敵な印象に仕上げることができました。

形そのものは四角く無機質で、カラーボックスのような食器棚ですが、少し加工するだけでロマンチックファニチャーに早変わり☆ホワイトキッチンに溶け込んでいい感じになりました。

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最近、断捨離がはやっていますね。使わないものを整理してスッキリしましょうという提案です。私もいろんなものを片付けています。部屋が狭いので、物理的に収納できる量に限界があるということもありますが、私の場合は、東日本大震災がきっかけになったかもしれません。

たくさんモノがあると、地震が来た時に危険でもありますが、人間いつ死ぬかもわからないのに、こんなに溜め込んでどうする?という気持ちにもなりました。たとえば、大切にしているにも拘わらずもったいないからといって使わないでいた食器。しまっていたら持っていないのと同じです。それより、大切に使ってその結果壊れたのならそのほうが私も食器も本望なのではないだろうかと考えました。来客用にとっておいた古伊万里の茶碗などがそれですが、これからはどんどん使おうと思います。或いは、要らなくなったものは人さまに差し上げて良ければ使って頂こうかなとも考えています。

いつか・・・使おう・・・って思っていて取っておいてもきっと永遠にその日は来ないのでしょう。夢だけ見ていたいのならモノを持つ必要はありませんね(汗)。3.11の地震を境に、私も価値観が変わりました。いろいろな面で・・・
アンティークの雑貨などを集めるのが趣味だったけれど、骨董市に行く気も最近はなくなり、あまり興味がなくなってきたみたいです。

モノは所詮モノであり、道具にすぎません。どんなに希少価値のある値打ちものの骨董品でもいつかは壊れて消える儚いものです。でも、それよりももっと大切なものが汚され、長年かけて築いてきたあらゆるものが台無しにされています。当たり前の日常を、生きること。昨日と同じルーティーンワークでも、何事もなく笑って暮らせることができたら、こんなに幸福なことはありません。3.11以後、本当にそう思うようになりました。