今日のごはん日記

料理の記録や気ままな日記を書いてます😄

マリーアントワネットのラブレター

マリーアントワネットとフェルゼンが交わしていた往復書簡。長年の謎だった、検閲・黒塗りされた部分の解読が最新デジタル技術で明らかになったという。X線蛍光分光法という、使用されたインクに含まれる鉱物を分析して抽出するというものだそうですが、すごい技術があるものだ・・200年の時を越えてよみがえる、マリーとフェルゼン❗ヴァレンヌ逃亡事件が失敗しパリに連れ戻され、厳しい監視下に置かれていた王室一家は、外部との自由な手紙のやりとりもままならない。そのためふたりは暗号を使ったり、レモン汁で手紙を書いてあぶり出し法を使ったり、命懸けな方法で手紙を送っていた。

解読の結果、情熱的・強烈な言葉の数々が、明らかになった。フェルゼンからマリー宛のこうした手紙は今回初めてわかったそうで、ふたりが恋愛関係にあったことがはっきりとわかりました。最愛のマリーと結婚できない私は生涯独身を通す、とスウェーデンの妹への手紙にも綴っています。この上なく悲恋だけど・・ベルばらファンとしては、感動的なワンシーンと重なってしまいます。

歴史上の人物だから私的な手紙も史料として扱われてしまいますが、ちょっとかわいそうな気もします。200年も経っているから時効なのかもしれませんが・・そのため、具体的な表現を暴露するのは、はばかられる・・テレビではしっかり紹介されていましたが💦

行間からは彼女の気遣いや優しさが感じられました。マリーが必ずしも、言われるほどの悪女とは思えない。手紙にも書かれていますが、子供たちと過ごす時間を大切にする愛情深い母親だし・・歴史に登場する女性は悪女に仕立てられることが多い(ような気がする!?)のですが、 真実はわからない。マリーは外国人なので、フランス女性から見たらおもしろくなかったのかもしれないし、宮廷内で彼女に不利なフェイクニュースを拡散されてしまったことも少なくないのかも・・。「パンがなければケーキを」というのもマリーの発言ではないという説が濃厚です。財政とか国民の困窮にもっと関心を持っていれば、違う結果になったのかなぁ・・

歴史を学ぶことは色々な発見があって勉強にもなりますが、現在史実とされているものが、見たいものを見るために歪められてきた可能性もないだろうか・・?と検証することも大切だなと思いました(^_^)f:id:nonsugar23:20220213164752j:image

ベルばらでは、フェルゼンがカッコ良すぎに描かれています❗実際の肖像画はかなり違いますが💦私は「千の誓いがほしいか❗」のアンドレが好みです(○_○)💓