最近見て面白かったスティーブンキングの映画です(^o^)
◯ニードフルシングス
小さな町にできた骨董屋。店主は普通のおじいさんだけど、実はこの世の者ではない…お店に訪れると、その人がいちばん欲しいものがある。しかしそれと引き換えに、店主はある行動を指示するのだ。それは、ちょっとしたいたずらだったりするのだけど、だんだんエスカレートしてきて人々の間に誤解が生じ、ついには死者がでる。そして町がメチャクチャになってしまう。
藤子不二雄(A)の「笑うせえるすまん」にちょっと似てるかも……でも、なんのためにそんなことをするのだろう?と最後までわからなかった。悪魔だから…?
映画では、悪魔が心の隙間につけこんで、いい人も悪人になっていく。この映画を見てると、やはり性善説って幻想なのかなと思う。悪魔にそそのかされる要因がすでに自分のなかにあるからそうなるのでしょう、でも心を強く持つのって難しい。噂とか人づてに聞いたことを鵜呑みにしない、自分でちゃんと検証する、という心構えが教訓になりました(^-^)
◯クリスティーン
荒唐無稽な設定で初めはつまらなそうに思えたけれど、なかなか面白かった。車が悪意を持って暴れまわるストーリー。原作は何かが乗り移ったという設定みたいですが、映画では元々邪悪な車として描かれてます。このクラシックカーは、クリスティーンという女性なのです(!)。いじめられっ子アーニーは、廃車同然のクリスティーンを買って、立派な車に甦らせる。これにのめり込み過ぎて、取り付かれたように人格も変わっていく様子が怖い…次第にクリスティーンが人間の女性に見えてくる…。アーニーの彼女にいやがらせしたり、嫉妬深い性格でもあるのです(^_^;)笑
あからさまな怪物とかオバケではなく、日常にあるもので怖がらせるという所が新鮮。監督はジョンカーペンターで、暗くて不安な気持ちにさせる、特徴ある音楽が効果的でした。
◯イット(it)
それが見えたらおわり。という怖い映画(>_<)!とっても不気味なピエロが子供達を襲います。単なるホラーとしてだけではなく、お互いの友情や、それぞれが抱える家庭内の問題なども描かれていて、それも見所。青春映画に見えるところもあり。この子たちが大人になって、またピエロと闘うという続編がいま公開されています。まだやってるかな……?私が見たのは3時間という長い作品ですが、最後まで飽きることがありませんでした。これはオススメ(^-^)/♪
バットマンに出てくるジョーカーもピエロだけど、ピエロってどうして怖いんだろう…?昔、マクドナルドにピエロのキャラクターがいたけれど、あれも怖かった(>_<)。マックで子供がお誕生会をやると本物のピエロが来ていたけど、泣く子もいたに違いない。いつの間にかいなくなったのは、やはり怖いキャラクターだからなのかな・・?
他の女性を乗せると怒る、気位の高い彼女、クリスティーン(^_^;)↑