今日のごはん日記

料理の記録や気ままな日記を書いてます😄

ピーターラビットのお話

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ピーターラビットの絵本を見る機会があったので久しぶりに読んでみました。おもしろい❗

お母さんは、シングルマザー。【ジョセフィーヌバニーのお茶とたばこ屋】というお店で生計を立てています。子供たちには「カミツレを摘んでおいで」とお使いに出して、商品の煎じ薬やお茶を作ります。ピーターが寝込んだときもカモミールティーが出てきましたね。また、「うさぎたばこ」というたばこも作っています。ラベンダーを乾燥させて花の部分を使うらしいですが、これってたばこになるのかな!?初耳なのです。良い香りがするお香みたいになりそう・・イラストにもありますが、お部屋の天井にはたくさんのラベンダーが吊るしてあります。ベンジャミンバニーのおじさんもパイプをくわえて貫禄たっぷりですが、中身はうさぎたばこ(^-^ゞ。おじさんなのに、可愛らしい✨ピーターラビットの世界でも、自然療法やハーブを活用していておもしろいです(^_^)🎵

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↑ベンジャミン氏、子供たちにお仕置き

そしてお母さんは、うさぎの毛で作った手袋や袖口飾りなども編んで、売り物にしています。語り手(作者ポター)は「私もバザーで買ったことがあります」と書いてある(笑)。自分たちの抜けた毛を使っているの・・!?でも、こんなラビットファーなら大歓迎です(^_^)。

お父さんは、畑のおじさんに捕まってパイの具にされてしまったので、顔も名前もわかりません・・このうさぎパイというのはイギリスの伝統料理だそうで、本当にあるんだとか・・美味しいのかな!?うさぎは畑を荒らしたり、穴を掘って暮らすために地面が穴だらけになって迷惑したり、現地ではただ可愛いだけではないようです。そのため獲って食べたりもするのだと思いますが、子沢山だから数を減らすには間に合わないかもしれませんよね…。このように児童文学でもきれいごとだけではない、人間と動物の攻防を描いていて、大人が読んでも衝撃的でした。うさぎが銃で撃たれてしまうシーンもあるんです(○_○)!!

しかし作者ポターは、自然保護活動もしていたということなので、うさぎや動物にも愛情深い人だったのでしょう✨この優しい眼差しが可愛いイラストからも読み取れます。

今度、うさぎパイを作ってみます❗(うさぎ肉は使いませんが…というか手に入らないと思いますが…)。出来上がったら、見てやってくださいませ(^-^ゞf:id:nonsugar23:20210606133518j:image

↑お父さんの成れの果ての姿(うさぎパイ)