今日はクリスマス。何もなくても、何だかわくわくするシーズン。子供の頃は、クリスマスソングを集めたレコードをかけてもらって、歌っていた記憶がありますが、枕元にプレゼントっていうのは全然ありませんでした(^_^;)。
新幹線の中で見たパンフレット「東北の祭り特集」によると、もともとサンタクロースって、良い子にはプレゼントをあげるけど悪い子にはお仕置きをするそうなんです。初めて聞きました。これは秋田の「なまはげ」と同じだそう。
「悪い子はいねーがー‼」「働かない嫁はいねーがー‼」(←嫁にまで…)と家に乗り込んで来るから、サンタとはちょっと違うんだけど…それにプレゼントもくれないし……？でも、一年の終わりに神様(のおつかい？)がやってきて子供の幸福を願うというのは同じだから、似てるのかもしれません。
まったく違う文化なのに、不思議な共通点があることを知ってとても驚きました。
なまはげを見た子供たちは、それはもう怖くて泣き叫ぶ。大人の私が見ても、怖い…って思うくらいですから。そのため「これは幼児虐待だから廃止にしろ！」っていう人がいたのです。誰だったかな…。でも、なまはげが襲ってきても父や母が子供を腕に抱いて、しっかりと守っています。親子の絆というか愛情は、子供にも伝わっているのではないでしょうか。「お父さんはちゃんと私を守ってくれた」「頼もしい存在だ」という信頼感が生まれれば、これは幼児(児童)虐待どころかまったく反対のものと言えます。なまはげもそれをちゃんとわかっていて、悪役を買って出ているような・・
いつか秋田にも行ってみたいです✨
