今日のごはん日記

料理の記録や気ままな日記を書いてます😄

安田純平さんのこと

安田純平さんが帰って来ました!

お帰りなさい(°▽°)/

ご家族の方もさぞお喜びでしょう。しかし案の定というかバッシングがすごい…ひどい目に遭っていたのに、どうしてそんなに責めるの⁉

「自己責任」って概念は何にでも使われるようになりました。病気とか仕事がないこととか。個人の責任とは思えないようなことにまで…「これは私の責任です」と言うのはいいけど、赤の他人からとやかく言われるのって?ちなみに「自己責任」は英訳するのが難しく、外国人にはニュアンスが伝わらないらしいです。やはり日本にしかない概念なんだろう…

何気なくニュースなどを見ていても、安田さんみたいなフリージャーナリストが伝えてくれた情報を知らず知らず見ていると思う。それなのに、成果には目もくれないでバッシングだけするのってひどすぎます。でも、元々「世界情勢なんて私には関係ない、知ったことではない」って思っているから安田さんを責めるのかもしれませんよね…。

ところで数日前の新聞にあったのですが、2016年の法改正により、東京23区が新たに児童相談所を設置できるようになったそうです。港区も、南青山に建設を予定しているのですが、区民が反対組織を結成しているそう。「おしゃれな町に不似合い」「非行少年を預かるとか聞いてない!(本音=そんな子は港区に入れないで)」

この記事を読んで私は本当に薄ら寒くなった。相談所の増設は児童虐待が増えているのも理由のひとつ。それを地域で防いで子供を守ろうという主旨なのに、おしゃれな街の方が大切なのか……

自分達に関係のないことは、視界の中に入ってこないでほしい。できるなら税金も遣わないで。ってことなのだろう……原発とか基地も東京にはないから、どうでもよくて。だけど、いざ自分が当事者になったり、助けを必要としたときに「この状況を知ってほしい、助けてほしい」って思わないでいられるのでしょうか。いつまでもおしゃれに暮らせるものでしょうか…

中東で危険な目に遭ったり、難民として故郷を去らなければならない人達は、みんなそう思ってることでしょう。だから、それを伝えようとしていた安田さんを鬼の首でも取ったみたいに責めるのって、そういう想像力さえ無いのかな…?何か知性のかけらもないみたいに感じます…心が寒い…

(;゜Д゜)ブルブル