春の庭☆チューリップ
数年前に地植えしたチューリップが毎年花を咲かせてくれます。
昨年植えた冬野菜は大部分が失敗してしまい、ガッカリしていましたが
可愛いチューリップたちが慰めてくれるよう・・・
花びらがすぐに開いてしまい、咲いている時期は短いのですが
殺風景な庭が明るくなっています。
花は、咲いている姿そのままがいちばんきれい。
ブリザードフラワーなんていうものもありますね。
あれは薬品を使って、咲いている状態をキープするものなので
『枯れない花』だからずっと楽しめるんだとか・・・
でも、花は枯れるから美しい。。。
自分で花を育ててみて本当にそう思いました。
小さなつぼみが少しずつ育ち、だんだんとふくらんで
日に日に鮮やかになってある日、ふわっとほころんでくる。
咲き始めた瞬間は思わず見とれてしまいます。
思いっきり咲き、咲ききってからやがて色あせ、しおれてきます。
きれいな時期が短いのは残念だけど、だからといって
永遠に咲いていてほしいとも思いません。
それよりも、枯れることを恐れず、ただ一生懸命
無心に咲く姿が清清しい。
たとえ過酷な環境であっても強かに、
空に向かってぐんぐん生長していくたくましさ。
束の間、精一杯の輝きを放って花が咲きます。
私も、こんな風に生きたいです。