テレビ欄で偶然見つけた作品でしたが、これは知りませんでした。ヒッチコックはやっぱりおもしろい❗堅物精神科医のコンスタンスはイングリッド・バーグマンが演じています。新しく就任したエドワーズ(グレゴリー・ペック)は白い縞模様を見ると発作を起こしてしまう。さてその真相は・・❗エドワーズが素敵過ぎて、仕事ひとすじの堅物コンスタンスは彼に一目惚れしてしまいます。そして献身的に病気を治そうと尽くしていきます。ストーリーの素材が後の大ヒット映画「サイコ」に似ているかもしれません。
途中、夢の中のシーンで奇怪な目玉がたくさん出てきたり、翼に追いかけられるという幻想的なシーンが表れますが、この部分はサルバドール・ダリが関わって撮影したとか😲(柔らかい時計❗)ダリの作品は本当に夢の中の出来事みたいだから、ピッタリな表現なのですが、ヒッチコックとダリってどんなつながりがあったのだろう・・？意外なコンビです。
しかし、この作品は1945年製作と知って驚きました。その頃日本は焼け野原でしたから、文化の差がありすぎて・・。精神分析、夢診断とか当時の日本にあったのだろうか…？しょせん、勝ち目のない戦争だったということが映画の出来でもはっきりとわかります。
イングリッド・バーグマンは本当にキレイだった✨キリッとした男顔ではなくうっとり系美人。こんなに美人なのに恋愛に興味ない堅物って設定、無理でしょう(^-^ゞ。関係ないけれど、三億円事件の犯人をジュリーが演じていたのと同じくらい、ありえない(^-^ゞ。そしてグレゴリー・ペックもスラリと長身、神がかり的な美しさ・・このふたりが映画をとても華やかにしています。
エレベーターから出てくる人混みの中に、ヒッチコックを発見しました。これも楽しみのひとつ😆
