NHKの「そして町から人が消えた・封鎖都市ベネチア」を見ました。数週間のうちに感染が爆発的に増えていく様子が恐ろしい。賑やかだったサン・マルコ広場は、ロックダウンで静寂に包まれます。全然関係ないのですが、誰もいない町の風景はキリコの絵を思い出させる。とても惹き付けられるけど何だか怖い夢を見ているような、キリコの絵。ゴールデンウィークの銀座とかもこんな感じでしたね・・人がいるべき所にいないのってどうしてこんなに怖いんだろう？
ところでベネチアの仮面カーニバルでは、14世紀にペストが流行した際に手当てを行ったという、医者に扮する人達も現れます。黒いコートに身を包み、帽子と仮面を着けています。患者には長い杖で触れていたそうなので、手袋はなかったのかな？この仮面は現代のＮ95マスクに相当するのでしょう。目のところにガラスをはめ、長いくちばしがあるマスクです。このくちばしの中に薬草を詰めて呼吸し、感染を防いでいたとか。ほ～・・なるほど。どんな薬草が入っていたのか、とても興味があります。私の想像では、ラベンダーかな？ラベンダーは抗菌・抗ウィルスの作用があり、環境を浄化してくれます。とても気持ちが安らぐ優しい香りなので、私はお風呂に数滴垂らしたり化粧水に薄めて使っていますが、そんな効果もあるというから驚きです。医師たちは、一見恐ろしげな格好をしながらアロマの香りに包まれていたのかな？と思うと何だか不思議✨文献には当時、精油や薬草を扱う人達はペストに感染しなかったという記録も残っているそうです。
いま、アビガンなどコロナに効く薬が待たれていますが、副作用大丈夫かな？とかちょっと心配な面もあります・・薬は「毒を以て毒を制す」的なところもありますから…。歴史をひもといてみると色々発見があるかも・・😊
14世紀のドクター
何故か期限の切れたアルコール😅ラベンダーの精油を入れて補強しました(^o^)♪オススメです(^o^)/
